ミノティー学習塾 鹿嶋店 の日記
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One summer day 子供の自立
2019.07.12
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「中二の夏休み。うだるような暑さとセミの鳴き声。無駄に田んぼばかりが広がるこの田舎道。空には、入道雲が壮大に広がる。そんな中、僕はやることもなく、毎日、同じ友達とだらだら遊んでいた。」
うちの息子が、中3の時に通塾していた塾で、「将来の夢」というタイトルで書いた作文の書き出しです。自分を主人公にして、物語形式で書いた作文です。最優秀賞をいただきました。息子が帰省するタイミングで、なんだか読みたくなりました。
(フィクションですが)彼(息子?)は、その友との別れをきっかけに、友とかわしたある約束を果たすために、自分を変え、頑張るようになりました。そして10年後に、二人は、それぞれの仕事で訪れた外国の地で、偶然に再会を果たしました。
そして、結びの部分「二人が再開を果たしたその日、空にはあの時と同じように、入道雲が広がっていた。しかし、あの夏の日の、何となく生きている二人は、どこにもいなかった。。。 」
我が子は今、15の時に描いた未来の入り口に、立っているのでしょう。
子育ての最終地点は、子供の自立です。自立してからの時間のほうがずっとずっと長い、、、親は、我が子の将来の幸せを思い描きながら、我が子に接しているのだと思います。
先日、私は、学校から配布された、テストの個表の保護者コメントに、我が子を思う愛情あふれる言葉を見つけました
我が子の頑張りを心から認め、よかったことをたくさんほめ、最後は、学年10位以内、おめでとう、という言葉で締めくくられていたある保護者の言葉、私は、それを読んで、なんだか泣きそうになりました。
子どもの一番の応援者は、やはり親なんだと思います。そして、私の役目は、塾生とその親御さんが、幸せになれるように、少しだけ手助けをすることなのだと、改めて思いました。
写真は、ブログの内容とは、何の関係もありませんが、面白いので✨
