ミノティー学習塾 鹿嶋店 | 日記 | それぞれの立場

2学期がスタートしました。子供達は、体育祭や修学旅行などの学校行事で忙しいようです。


　昨日も、体調不良のための、3年生数名が欠席でした。体育祭の練習で疲れてしまったようです。せっかく夏に勉強のリズムがつかめたのに(;。;)




　学校の先生だった頃の私も、行事に対してすごく一生懸命に取り組んでいました。クラスの行く末が、行事の成功によって左右されるので、先生も子供達も、勉強以上に一生懸命になるのでしょう。たしかに、子供達のもつ良さが発揮でき、お互いに認め合うことのできる機会なので、行事は大切だと思います。










　でも、疲れて体調を壊すほど一生懸命に行事に取組むのは、塾の先生の立場からすると疑問です。


　特に3年生、志望校に点数が余裕で達している生徒さんは、行事を楽しんでいいのだと思います。しかし、崖っぷちにいる生徒さんにとっては、行事に没頭している期間に全然勉強しないのは、非常に危険です。私達としては、受験勉強としっかり両立させてほしいというのが本音です。


　
　先日、元同僚の先生と食事に行く機会がありました。彼女の話から、現役の先生の大変さが伝わってきました。朝7時には学校に入り、家に帰るのは毎日22時、しかも土日も部活でなくなるのはあたりまえだそうです。授業では、勉強に取り組めない生徒が多数存在し、テストの結果が芳しくない場合は、校長に呼び出され指導され。。。書き出したらきりがないので割愛します。


　
　私が何より感じたことは、自分の意思で仕事ができないことに対してのもどかしさです。　彼女の話を聞き、自分の今の現状がいかに恵まれているのかを再認識させられた出来事でした。自分の意思で、自らが好きなことに没頭できることは、幸せです。




　
　季節はすっかり秋です。私は夏期講習後少し体調を崩してしまいましたが、今は元気です。どこかに出かけたくなるような季節ですね( ^o^)